2013年7月13日土曜日

7月9日(火) ベルギー・Knesselare ケルメスレース

距        離: 105km (12周)
出走者数: 97名  
天        候: 晴れ  
気        温: スタート時 25度/終了時 18度


今日のレーススタート時間は午後6時30分ということで朝はゆっくりできた。午後に1時間練習へ行き帰宅後パスタなどを食べ終え、会場へ向けて出発した。移動時間が約1時間半かかるので移動での疲労を軽減すべく、コンプレッションソックスを着用した。夕方ともなると体が起きているせいか、体のだるさなどを感じず今日も調子は悪くないなと思った。
今回はレース前試走が出来なかった。
距離は105km。8.75km×12周。コースは街中スタート、フィニッシュで街を抜けたら畑や河川敷の近くを通り抜け、くねくねしたカーブが続き、ゴール前約300mほどゆるやかに登りデコボコしたレンガ作りの様な路面が続き、コーナーを曲がって約200mでゴールといった感じのコース。街中を抜けると強く風が吹いてた。
レーススタート、まさかのアクシデントで運悪くチェーンが落ちてしまった。ギリギリまでゴール前のコースを確認していたので最後尾の辺りからスタートすることに。すぐに直して集団内に戻り一番前へと急いで駆けあがるが、コースがわからないのですぐには先頭へは行けず、また出走者が多く、力の無い人も多々居るのでようやく2周目入るくらいで先頭へ復帰した。しかし、毎周ごとにトップ通過だけには賞金が出るので数名が飛び出していた。アマチュアレースといえども平坦でのスピードはかなり速い。体重もあるし、体も大きな選手はギアをトップに近くかけもがいている。自分は様子を窺いながら追走を考える。また協力して逃げれる強い選手を探っていた。見た目での判断は難しかった。
アタックもするが、この日のアタックの調子、タイミングは決まらないパターンのやつだと過去の経験から考え、15番手くらいに居てローテーションに入らず様子を見ていたが、外国人選手は大柄で後ろからでは、くねくねしたこのコースで先頭を視野に入れとく事は簡単ではなかった。
数名が抜け出し、9人の逃げグループが出来ていた。残り7周。先頭で協力し追うが先頭交代がうまく回らずひとまず断念。ペースが落ちてきたので少し下がり考える。5周目で再度ローテーションで追走するが本気で追う気が無い選手がほとんど。また下がり、考える。他の選手にタイム差を確認。約50秒。前も強風の中でペースが落ちてきたか。
ラスト2周、約残り15km。もうリザルト関係なしで逃げグループを捕まえることにきりかえ、2周目はほとんど単独で追走、まだ先頭集団は見えない。ラスト1周、タイム差が縮んできたためか協力者が増え、6人くらいで全快で追走。ラスト5kmくらいで先頭がコーナーで見えた。他の選手が、「エビバディ レッツゴー」と叫んでいた。嬉しく自分も叫んだ。ときおり牽制が入るが自分は関係なしに追走する。ラスト1kmで10秒くらい。500で5秒くらい。そして石畳似の区間に入る、後ろから温存していた選手が追い上げてくる、自分も合わせて踏みこむ、ギアをかけてもがいたがかからず失速。先頭集団はギリギリ逃げ切り、第二集団で6位。総合15位でレースを終えた。
今日の失敗は、レーススタート時のアクシデント。コースを把握してないときこそ先頭付近で走らなければならない。石畳のような路面では、ギア比が重要だと反省。
今日はベルギーでの2戦目でした、会場や、受付スタッフの愛嬌の良さというか雰囲気が良くて走る選手としても気持の良いレース環境にあるなと思いました。移動遊園地もスタート付近に建っていた。ケルメスというのはこういった雰囲気のことを示すのだなと思いました。
長期で滞在することになるけど本当に貴重な経験なので、大切に考えて過ごしたいと思う。
1週間が経ち慣れてきたが、緊張感をもって怪我、病気、落車にも気をつけて次のレースに備えたい。