2013年7月16日火曜日

7月12日(金) ベルギー・St.Katalijne-Waver ケルメスレース

距   離: 114km(12周)
出走者数: 147名  
天   候: 曇り時々晴れ  
気   温: 21℃ (終了時:18℃)

今日は、午後6時からのレーススタート。午前はゆっくりと動きだしホテルの出発までも時間があるので、昼食後約1時間ウォーミングアップへ行った。帰ってきてから、パスタを1人当たり約250グラムと他にも軽く食べレースへ出発した。
レースは、9.6km × 12周の計 117km 。コースは特に難しいコースプロフィールではなく、風も強くはない。天候は曇りで、夕方ともあって体感は涼しく感じられた。
しかし、半周くらいで道が悪く所々道路が隆起している。なのでパンクでリタイアする選手が多く見られた。出走者は147人。
スタートし少しずつギアをかけてもがいていく、調子は良さそうで、安心した。
逃げ集団に必ず乗らなければと思い、積極的に前でレースを展開していくが、序盤から動きすぎたか、自分の後方に選手が集まっていることが察知できた。冷静さをかいてしまったかと思いつつも、逃げに乗れなかったら自ら追走し吸収したりと足の調子は良いと感じれた。
4周半が終了し、裏側の道路状況が悪い場面でアクシデントが発生した。
左側からアタックがかかった、右側から左側へ選手が流れアタックに乗ろうと移動してくる。自分も流れに乗りながら前方へ進もうとしたが、右前近くに居た選手が勢いよく左側へ移動してきた。避けようと抵抗したが、残念なことに他の選手のペダルが自分の前輪へかかり、前輪が振れてしまいフレームにホイールがあたり進むことができなくなってしまった。
今回のレースではサポートカーに予備車輪を積むことができないので、高速で巡航する集団から取り残され、復帰できずDNFとなってしまった。
歩いて車へ戻ることに。調子が良かっただけに、悔しかった。
その後、車で休んでいると他のリタイアした選手2人が話しかけてきた。
リタイアした選手は主に、機材故障か足が無くてちぎれたかの二通り。
彼らは隆起した地面の道路によってパンクしリタイアしたそうだ。レース後すぐともあって選手は興奮している。自分も。2人とも、今日はとても調子が良かったんだ、スピードも速く感じなかったとも話しており、自分も調子よく感じてたよと心中想い、どこから来ているの?などと世間話になり、海外の選手とのコミュニケーションを計ることができ貴重な時間であった。
その後、山宮コーチとも今日の反省を含めた話になり、選手って調子が良い時に限ってなにかと問題が起きたりするものだよ。と話してくれて、過去の経験からも納得できた。油断大敵であるなと思った。幸いにも怪我は無く、前輪が故障しただけだったので良かったと思う。
レースは今日に続き明日もある。次はオランダでのクリテリウムレースだ。