2013年7月10日水曜日

7月6日(土) オランダ・Barendrecht クリテリウムレース

距   離: 100km (80周)
出走者数: 54名  
天   候: 晴れ 
気   温: 26度

欧州遠征の初戦です。
滞在先のベルギー・ESSENに到着してから3日後のレースでした。
日本でのロードレースの疲労が残っていたのと、飛行機での長距離移動による疲れがみられたので初戦ということもあり自分は無理をしない走りを今日は心がけました。
具体的には、久しぶりのクリテリウムレースのため今までの経験を思い出し、走リ方、コーナーリングの仕方、ハンドリング、ダンシング、シッティングなどなど体と頭の中の考えを慣らすという目標をおいて今日のレースに挑みました。
ベルギー・オランダでのレース経験は全くないので、レース日までの空いてる時間帯で山宮さんからアドバイスをもらい初戦に備えました。

重要な事は2つで、1つはレース会場でどこの選手もウォーミングアップを行わないという習慣。
会場ではアップしている選手の姿はなかった。
事前にアドバイスを受けていたので、朝起床し、食事を済ませ、休憩してから体を起こすために練習へ行っておきました。
2つ目はレース中のアナウンスを良く聞いて判断することでした。
周回賞やラップの変更などがあるかもしれないので、英語が基本だがしっかりとアナウンスを聞くことがレースでは重要と教えて頂きました。

100kmのクリテリウムレースがスタート。
なにが起こるかわからいので足を使ってでも前半は先頭から必ず10番以内をキープすることを心がけました。
コースは4角のコーナーがあり、2コーナー目は毎周回スタンディングをしなければならなくて少し重要なポイントでした。
そこで一度だけペダルを削ってしまったが、他の選手も数名見られました。

2コーナーを曲がってからの直線ではアタックがたびたびありました。
周回を重ねながら強い選手を見分けてアタックに反応しながらレースが進み、50kmくらいで後輪がパンクをしました。
予備車輪が置いてある場所まで約300mあります。
急いでその場所まで行き、車輪を交換し集団内になんとか戻ることができました。
初戦でいきなりのパンクだったので少し焦りましたが、オウガナイザーにすぐ確認してもと居た集団内に戻ることができたので良かったと思います。
それ以降はアクシデント無く終盤までレースが進み、残り7周くらいからアタック合戦が再開しハイペースになっていきました。
ラスト一周の鐘がなり響き、最終的に23人のゴールスプリントとなり、自分は無理をしないで21位でゴールしました。
ラスト10kmから足が痙攣しそうになっていたので、初戦はセルフエナジーで走らなければならないと自覚しました。
回転を意識して足に負荷をかけないようにレースを展開しなければならないことを学びました。
反省点を明日のベルギーでのレースに活かしたいと思います。
結果は21位でしたが、長距離移動、初めての100kmを超えるクリテリウムレース、パンクへの対応、会場アナウンスを聞く冷静さ、体の使い方などを確認、意識しながら走れたレースだったので良い練習になりました。
起床からレースまでも、レース中もまだまだ改善点があるので、パールイズミロードスクール中にどんどん学んで行こうと思いました。

食事も昼夜は自炊だが相方と協力してバランスの良い料理を作って行きたいと思います