2013年7月19日金曜日

7月15日(月) オランダ・Heerle オムロープレース

距        離: 80km (4.4km X 18周)
出走者数: 70名       
天        候: 晴れ  
気        温: 出走時 26℃/終了時 20℃


今日のレースはスタート時間が夜の8時で過去のロードレースにおいては一番遅い時間帯でのレースであった。夏のオランダでは夜10時くらいで暗くなる。そのためこの時間からでも容易なこと。午前はいつも通り過ごし、ホテル出発前に食事をとり夕方5時くらいに出発した。
80kmのレースで、4.4km×18周で行われた。天候は晴れていて気温も28度と暖く、風も強くなく気にならなかった。路面はレンガ作りのようなデコボコした路面がゴール前、ゴール後500mくらいにあるだけでそれ以外はアスファルト。翌日から3日間レースが無いので体力を出し尽くそうという気持ちで臨んだ。
後方からスタートした、すぐに右側を駈け上がって行き先頭付近で走る。今回も周回賞の放送が突然入るため、序盤からアタック合戦が続いていた、距離も80km、約1時間45分くらいのレースなので当然ペースも速かった。
後半から周回賞は狙うつもりで、ゴールで優勝することを目標にレースを進めた。逃げに乗れなければ単独で追走したり、ペースが遅くなったらゆっくりと踏んでいき集団から抜けて一緒に逃げようとしている誘ったりと攻撃をしていた。残り10周を切ったくらいで約12名くらいの逃げ集団が形成された。
自分は逃げに乗ることができた。序盤から積極
に動いていたので足に疲れを感じたので、痙攣が起きないように捕給食とサプリメントを摂取。メンバーも逃げようと意志疎通ができていて、ペースを上げて周回をこなしていった。ラスト5周から周回賞が続いていたので、3回続けて周回賞に絡むことが出来た。レンガ作りの
路面でデコボコしていて走りにくく、下手に走ればパンクもあり得る。しかし周回賞のチャンスだったので、自転車が跳ね上がらないようできるだけ押さえながらスプリントをした。ラスト1周半でもう少しでゴールだという所でアクシデント発生。
輪のタイヤの空気がゆっくりと減っていく、まさかと思いながらもスピードが落ちていく、スローパンクをしたのだ。集団はラスト一周を迎えペースが速い。車輪を交換する場所までも遠く、すぐに第2集団も通り過ぎて、最終的にリタイアとなってしまいました。3戦連続のアクシデント続きでとても残念な気持ちだった。宿泊しているホテルの家族も応援に来ていてくれたので優勝したかった。少人数での逃げでの自分にとって得意な勝ちパターンだったにも拘らず最後の周回前でパンクしたことは不運だった。
フィニッシュ地点付近のデコボコ道によって影響が出たのかもしれない。チームメイトも後輪がパンクしてリタイアをしていた。

今日使用したホイールは、前後ともスペアホイールで試合用よりも重量が重い車輪であったが平坦走路しかない走路でスピードレースでの使用は良いと思えた。重めの車輪だと、加速時には重いものの、高速を維持する時や、集団の後ろで脚を休めたりしていてもスピードの落ちが緩やかだったと感じた。(軽い車輪だと脚を止めるとスピードが落ちてしまうので、常に少し踏んでいなければならなかった)。
オランダでのクリテリウムにいくつか参加して、クリテリウムでの注意すべき点や逃げが決まるタイミング、走行の仕方がだんだんと分かるようになってきた。無理に割り込まなくても隊列に入れてくれるようになった。まだまだレースがあるので次回からアクシデントに合わないよう走る路面の場所も見極めて優勝できるような走りをしていきたい。