2013年8月26日月曜日

8月11日(日) オランダ・Beverwijk クリテリウムレース

距        離: 100km
参加者数: 57名 (完走39名)  
天        候: 晴れ時々曇り  
気        温: 21度

今日はパールイズミロードレーススクール最後のレースでクリテリウムレース。
昨日の落車より回復させる事を考え、いつものようにアップ走は行わずにレース会場へ向かった。
天候は小雨が降ってきたりもしたが、レース会場へ到着すると快晴となった。
コースは1.2kmの周回を82周する。特にコーナーや路面も危険な場所は無く、高速でレースが展開されると予想した。アムステルダム付近のレースとあり、強豪チームの選手も沢山見られた。

今日の目標は、最後のレースなので完走する事、そして落車の影響がある為できる限り良い順位でゴールし、力を出し切って終わる事と強く心に決めて挑んだ。
スタートし、最初からペースは速いと感じた。なかなか前に上がることが難しいので、ベテラン選手にくっ付いて前方へ上がることに。しかし、序盤からアタックが繰り返されて、約10名程の選手が先行。その中には、有力選手も含まれていた。スタート前に鎮痛剤を飲んだが、動きが鈍く身体の調子は良くないと感じた。

先頭集団との差が広がり、ラップされてはいけないと思い、抜け出しを図るが失敗。山宮コーチにタイム差を聞いて、追いつかれそうだったので、集団を活性化させたが、カウンターアタックで5人に抜け出されてしまった。やがて先頭集団にラップされた。

残り周回約30周。おそらく16位以下の順位決定となると予想し、走り続けた。先頭集団の邪魔になるので、残り5周を迎え第三集団の最終ラップとなる。2人が抜け出した、もうすぐゴールだというのに後ろは追走しない。仕方なく、自分が先頭で引き続けペースを上げた、最終二コーナーで捕まえた。もう力は出し切っていたと思う。コーナーを曲がりラスト約300m、ゴールへなだれ込み、24位でゴールした。

今日はラスト20周を切ったあたりから、残りの周回はトラックレースの練習だと意識を変えた。 コーナーで皆がスタンディングし立ち上がり加速して行く所で、自分は座ったままコーナーの立ち上がりをもがいた。軽いギアにし下ハンドルを握りコーナーへ進入し、立ち上がりすぐに高回転でスピードを上げなければならない。キツイがこのまま最後まで走ると決め、高回転でのもがきを練習した。

最後のレースを前にして怪我をした事で、最後に全力で勝負出来なかった事が唯一悔いに残った。後半戦、良いレースが展開出来て来ただけにショックだった。


「ロードレーススクールを振り返って」

 短期間で二カ国、計17レースを走る事が出来て学べることが沢山あり今回パールイズミロードレーススクールに参加させて頂き本当に良かったと思います。
 山宮コーチにはレースに関する事は勿論、それ以外の事や日本に居ては絶対に分からない自転車競技についての知識も教えて頂きました。初めての訪れる地で、約二ヶ月間のスクールを無事終えることが出来た事も山宮コーチのおかげであり感謝したいです。

ベルギー、オランダの自転車で走る環境の良さも感じることが出来て、より自転車が好きになれたと思います。沿道からの声援も温かくて走っていて楽しく、やはり本場は違っていました。
文化の違いによる競技力への差は大きいと思った。忘れることの出来ない、海外生活でした。

今回、このような機会を与えて下さったパールイズミ様、並びに関係者の方々に感謝致します。

このロードレーススクールで学んだ事感じた事を忘れず、自転車選手として強くなる為に、今後の競技生活へと絶対に活かして行きたいです。

2013年8月12日月曜日

8月10日(土) オランダ・Berkel en Rodenrijs クリテリウムレース

距        離: 100km
出走者数: 70名(完走37名)  
天        候: 晴れ時々曇り  
気        温: 21度


今日は100kmのクリテリウムレース。
1周は1.6km、コースは長方形の形で、特に危険な箇所は無い。
その為ハイペースのレースとなった。
強豪チームの選手も多く出走していた。

スタートし、後方から徐々に上がって行くことになった。
今日は皆気合いが入っている様子で、レーススタートの15分前から並び始めていた。
なので後方スタートしてしまう事に。
少しずつ上がっていくが、ペースがただ早かった。
マークした強い選手にくっ付いて先頭付近のポジションへと走る。
今回も周回賞があるので、集団前方は激しいアタック合戦が行われていた。
しかし、残り70kmを切ったあたりで、不運な事に落車に巻き込まれてしまった。
前を走る2人の選手がコーナーで転んだ。
避けきれず、巻き添いにあってしまい、復帰しようと考えたが怪我をし、ゴールする事が出来なかった。
大怪我には至らず安心した。
残り2レースだったので、気合を入れて臨んだだけにとても残念だった。

残り1レース、会場の雰囲気、レースを楽しんで、良い順位でゴールを目指したいと思う。








2013年8月7日水曜日

8月4日(日) オランダ・Zevenbergen クリテリウムレース

距        離: 80km 
出走者数: 37名  
天        候: 晴れ
気        温: 26度


今日はホテル出発が早かったので、いつものアップ走を行わず会場へ向かった。蒸し暑くなくて、走りやすい気温だった。
コースはテクニカルで危険なコーナーが3カ所はあった。アップダウンも少し含まれその区間の登り区間は向かい風が吹いていた。コースの路面はアスファルトがほとんど無くて、レンガ道が中心の常に油断出来ないコースだ。一周約1.65km×48周の80km。路面を考えタイヤの空気圧は低めの6.2で出走した。

レーススタートし、後ろからのスタートとなり周回を重ねるごとに前へとポジションを上げて行く。今回も周回賞は設けられていたが最後の一発にかける作戦で挑んだ。
序盤、10周過ぎたあたりだろうか、4名が登り区間で抜け出した。追いかけたいがペースは速い。コーナーも多く一列で集団は進んでいた。

次の追走に備えて走ると切り替える。徐々に先頭4人が見えなくなってくる。タイム差は50秒にも広がってしまっていた。第2集団でもアタックのかけ合いが行われる。
レースが動き約15人ほどが抜け出すことになり、自分も逃げに乗ることが出来た。ここまでは脚を使わないように意識し、レンガ道でもあるため、軽めのギアで走ることを心がけていた。コーナーでの立ち上がりも軽いギアで対処した。S字コーナーがとてもテクニカル。

残り10周、第2集団で自分から抜け出しをはかったがチェックされ飛び出せない。直後カウンターでアタックされた。動きすぎていたかとも反省した。後ろに下がり分裂した集団で追うことに。ここで1番問題だった。後ろで追いかけてくれることを待ってしまったのだ。そのまま差は開いて行く。チーム名は有名で見かけも弱くなさそうな選手の後ろで走る。中途半端なペースで牽いている。するとコーナーで中切れ。
自分で前を追いかける。2名が付いて来た。3人で追うがペースが遅い。顔だけで見ればおそらくジュニア上がりすぐの選手だったろうか。
ラスト2周半で前の約7名に追いつくことができた。しかし、まさかの審判から「レース降りなさい」と通告があった。

意味が分からず降りた。半周ほどゆっくり走っていたら理由が理解出来た。
数分後におそらく先頭3人にラップされると言うことで、降ろされたのだと。脚はまだ残っていただけになんだか物足りなく感じた。
不満はあるが、この位置で走っていた事が悪い
のである。今日の順位は降ろされたが、14位と着順が着いた。


残るは2レース。攻撃に出るしかない。思う存分走りたい。





2013年8月6日火曜日

8月3日(土) オランダ・Burgh Haamstede クリテリウムレース

距        離: 80km
出走者数: 71名  
天    候: 晴れ   
気        温: スタート時 22℃ / 終了時 18℃


レースが2日間無かったので、しっかり休養することができ、レース前のアップ走から足の状態が軽く感じられた。ホテルを夕方出発し、午後7時からのレースに備えた。
距離はおよそ80km。2.5km×32周。コースは四角形のようなコースで、残り1kmを切ってからはコーナーが3回あり、ゴール前はやや登りぎみでレンガ道が続いてフィニッシュ、というコース。オランダコンチネンタルチームの選手が数名参加していた。

スタートし、序盤5周ほどは先頭でアタック合戦に参加し、無駄足になっていると思い、少し落ち着くことに。するとマークしていた強い選手がアタック。約5名ほどで逃げ集団を形成していた。道が細く選手が前に居て出ることが出来ない、しまったと思うも逃げ集団を見送ってしまう。この逃げに乗ることがまず重要課題である。

気持ちを切り替え、次の追走に備え、少し足を使うも先頭で10周ほどは先頭交代に加わり、いつの間にか足のある選手だけが残り約30人ほどの集団に絞られた。周回賞が今回も設けれたが自分は最後のゴール勝負一本に賭け途中で、もがいたりせず前の5人を追走する事だけに集中した。

ラスト10周を切ってから、周回賞を取り通過した勢いで約10名が抜け出す。自分もこの10名に入り、先頭5人を追うことになった。ジワジワとタイム差が縮まっていく。
残り13kmで、約25秒差。どうしても捕まえたい。ペースが落ちるようなことがあれば、後ろから「Go   Go 〜」などと煽り立てペースを落とさないようにさせ、他の選手の先頭を牽く時間よりもやや長めに先頭を牽き、なんとかラスト1周で10秒差まで縮めることが出来た。

そして、ラスト1kmで、先頭集団を捕まえ、約15名での集団スプリントとなった。
コーナーが3つほどある。どの選手も接触するんじゃないかと言うくらいに、前へ出てこようとする。
勿論、自分だって場所を譲ることは出来ない。接触ギリギリで二つ目のコーナーを6番手で曲がる。後ろすぎると思い、ギアを軽くし、思い切り先頭に出る。しかし、最後のコーナーを曲がる瞬間に内側から、3人に入られ4番手。閉めが甘かった。ゴール前はやや登りと、路面がデコボコ道で、突起している。前の選手を抜けず、4位でゴールした。

今日は身体の調子が良くて、序盤から動けて良かった。まだまだ、他の選手に使われてしまい無駄足を使うことや、後ろへ下がりすぎたり、無駄な動きが多いと反省した。

今回途中の周回賞では脚を使わず、最後のゴール勝負にかけたことで上位で入賞する事が出来たのだと思う。健康面で特に問題は無い。この調子を維持して残りのレースも頑張ります。